祈り

あの大地震から一ヶ月がたちました。原子力発電所事故の終息が見えない現状では、まだ息をつけずに固唾をのんで見守る人も多いことでしょうが、それでも生活は徐々に平常の面影を見せつつあります。外国のメディアでは色々な事が報道され、そちらを信じたい人たちは、逆に日本を懐疑の目で見るという、ちょっと滑稽な状況も続いています。

日本経済は大丈夫でしょう。潰れたってまた立ち上がります、そのうちに。そういうもんだと思います。今、テレビでよく流れる「日本の力を信じてる…」CMも、最初はそうでもなかったけども、こうも毎日々々、15分おきに聞かされると、ちょっとうんざりしてきます。こういう励まし方は、度をこえると厭味にきこえるものなんでしょうか。(個人的には、こういったにわか国民性への感情というものは、所詮幻惑でしかないと考えるから、かもしれませんが。)

 一方で、好きなCMもあります。「今私達にできること。」

普段の生活で、ちょっとした意識、心づかいが、間接的ではあっても被災地の人たちへの助力になれるという考えは好きです。節約、節電、買いだめをしない、不確かな情報(噂)に惑わされない、そういったことの積み重ねで、支援に直接赴ける人たちや、現地の人々を助けることにつながることでしょう。

節電にしても、被災者支援ボランティアにしても、近くにいればこそできます。でも、遠くにいる人々は、義援金を送るとか、祈るぐらいしかできません。海外の友達はみな、「日本の皆さんのために祈っています」というメッセージをくれました。この「祈る」ことが、実は大きな力になる「今私にできること」なんだと、私は最近とても思うのです。

祈るという行為は、必ず結果を伴うと思います。それは、例えば壁のスイッチを押すと、天井の電灯が灯るようなもの。眼には見えないけれども壁の後ろには配線が敷いてあって、つながっているからそういう結果がでる。知っていればなんともないこと、でも知らなければ不思議な現象かもしれない。そんな感じで、人と人とがつながっているから、祈ればそれは必ず相手に通じる。電気が灯るように、元気が灯る、そんな感じで考えています。

だから、ずっとこれからも、祈ってください。大きな力になりますように。

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About Dr Kats

a working sociologist/linguist/translator based in Odawara, Japan
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